崖っぷち舞台役者が婚活を始めたら英語がペラペラになりました

30代半ばの婚活難民が英語学習に流れ着き、TOEIC955点、英検準1級を取得。次なる目標は英検1級。留学なしでどこまでいけるか挑戦中。

どうやって英語学習のモチベーションをキープする?There is no royal road to learning.

こんにちは。

 

何事も始めるのは簡単だけれど、続けることは難しいですよね。英語学習も同じで、どの英会話スクールも圧倒的にビギナーの生徒さんが多いそうです。ある程度上達すると他に選択肢が増えたり独立して学習できるようなったりするということを差し引いても、続かずに終わってしまう方が多いのでしょう。

経験上、英語が本当に楽しくなるのは中級レベルからだと思います。ある程度ストレスなく会話をすることができるので、冗談を言い合う余裕も生まれます。洋書も大人向けの本が読めるようになってきて、本当に興味のある本を選べます。映画やドラマも日本語字幕にはなっていないニュアンスが拾えるようになってきて、その作品の本当の面白さを味わえるようになります。ビギナーでやめてしまうのはもったいない!

とはいえ、巷には『○○するだけで英語を話せるようになる』と謳っている教材が溢れていますが、本当にそれだけで喋れるようにはならないのは明らかですよね。もし本当なら、書店に大量に並んでいる英語学習本たちは駆逐されているはずです。

効率良く習得する方法はあれど、どんな方法でもそれなりの努力と学習に取り組む期間が必要です。特に日本国内で学習するには、地道で泥臭い作業が続きます。

そこで、今日はわたしが実践してきた英語を学ぶモチベーションを保つ秘訣をご紹介します。

 

  

目標を立てよう

みなさんそれぞれ目的を持って英語学習を始めますよね?まずはその目的のために自分がどうなりたいかを具体的にイメージしましょう。ゴールがあやふやなままスタートすると、途中で迷子になってしまいます。

 

長期目標

英語学習の最終地点で自分がどのようになっていたいかを想像してみてください。「外国人の友だちと飲みながら冗談を言い合っている」「外国人の恋人とケンカしている」「洋画や海外ドラマを字幕なしで楽しんでいる」「英語で商談している」「海外のカフェで働いている」「○○さんみたいに英語をペラペラ話している」などなど、どんなものでもいいので出来るだけ具体的に思い描くことで、どのルートを辿ってそこにたどり着けばいいのかが見えてきます。

”昇進の為にTOEICで600点が必要”という場合も、「メールや電話で海外のクライアントとやりとりをしている」といった自分の姿をイメージした方が、モチベーションを保ちやすいと思います。

 

短期目標

長期目標だけを持っていると、そこにたどり着くまでの道のりの長さに疲れてしまいます。特に語学学習の場合、母国語をストレスなく使っている自分と、英語を話している時の自分の差はなかなか縮まらないので、いつまでも終わりが見えない気分に陥りがちです。

そこで短いスパンの目標を立ててそこに向かっていくことで、こまめに学習の成果を感じることができるので、モチベーションの維持につながります。

学習において、できた!は脳への最大の報酬です。

 

調べよう

インターネット上には英語学習者の体験談が溢れています。書店にも「わたしは○○で英語が話せるようになりました」と言った本がたくさんあります。

個人的にはこういったたぐいの情報を鵜呑みにするのが必ずしも英語力の上達に繋がるとは思いません。目的や性格などによって向いている学習法はさまざまですので。

ただ、先輩学習者たちが日々英語と格闘し、身に付け、人生の幅を広げていく様子を知ることで、刺激がもらえます。

 

習慣化しよう

語学はスポーツや楽器の練習のように、日々の積み重ねが物を言います。しかし、習得の早さに差は出るものの、努力すれば必ず報われるという点では、才能が結果を大きく左右するスポーツや楽器よりも語学学習は恵まれていると思います。

日々何らかの形で英語に触れることを習慣化しましょう。

しかし、海外留学やワーホリに行っているならともかく、日本国内で生活している限りは意識的に英語に囲まれた環境を作り出さなくてはなりません。通勤中にチェックするニュースを英語版にしてみる、聴く音楽を洋楽にしてみる、スマホを英語設定にしてみる、英語でSNSに投稿してみる等、今の時代は簡単に英語に触れるツールがたくさんあります。日々英語との距離を縮めていきましょう

 

隙間を見つけよう

学生生活や仕事、家事や育児と、なにかと忙しい生活を送っている現代人。まとまった学習時間をとることは難しいと思います。しかし、1日の中で隙間の時間やながら勉強できる時間を見つけていけば、合計するとある程度の時間になります。

例えば、朝ごはんを食べながらPodcastで英語ニュースを聞き、通勤の電車の中で単語アプリでボキャビル。昼休みに洋書を読み、帰りの電車では英語で日記を書き、お風呂に入りながらNHKの語学番組を鑑賞。寝る前に海外ドラマを英語字幕で鑑賞。これで平日でも1日合計2時間程度英語学習をすることができます。これに加えて週末はじっくり数時間机に向かう。これだけやれば、ライトな学習者よりもはるかに長い学習時間を確保できます。

もちろん、子育て中のママさんパパさんは24時間体制なのでもっと厳しい状況にあると思います。それでも英語から離れないというのはとても大事なことです。スキマ時間できることを見つけていきましょう。

 

数分で完結する学習ツールを見つけよう

上に述べた隙間学習はなんだかんだで結構ハードです。特に学習を始めた頃は英語を少し読んだり聞いたりしただけでも相当疲れます。たまには手抜きをしてしまう自分を許してあげましょう。ストイックになりすぎると逆に、やれなかった日が1日でもあると嫌になってしまい、全て投げ出してしまうことも。

しかし、自分を甘やかす日とはいえ、全く何もやらないというのも習慣化という点では考えもの。

そこで、疲れた日はこれだけやればOKというマイルールを作っておきましょう。

単語アプリを1ゲームだけやる、洋楽一曲だけ歌う、3行日記を書くなどなど、なんでもいいです。今日もサボらず勉強できた!と思えるツールを用意しておくことが、心が折れずに続けられるコツです。

 

記録しよう

自分の学習の軌跡がわかるような記録を残すのも効果的だと思います。これだけやったという自信にも繋がりますし、逆に自分の学習の偏りも見えてきます。

わたしの場合、TOEICで855点を取ってから英検準1級受験までの間、日々の学習内容と時間をエクセルに記録していました。読む・聞く・書く・話すの4技能のバランスも確認できるように振り分けもしながら。この記録が英検受験時に大きな自信となりましたし、自分が弱い分野の原因もはっきりしました。(書く時間が圧倒的に少なかったので、4技能の中でライティングの成績が1番悪かったです…。)

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最近は具体的な記録は残していないものの、今まで使ってきた教材は一箇所にまとめて、たまに見返しています。(一部売ってしまったものもありますが)昔は読むことに四苦八苦していたリーディング教材が、難なく読めるようになっているという感覚もまた、自分を励ましてくれています。

この記録をつけるやり方は、独学マルチリンガルである友人の教えです。彼の語学習得のアイディアは、わたしも色々使わせてもらっています。このブログは独学で語学を身に付けたい方にとって非常に参考になりますよ↓

sonotasan.com

 

 

仲間を作ろう

常に刺激しあえる英語学習仲間を作ることも、モチベーションを維持する秘訣です。

英会話スクールでグループレッスンを受けていると自然と仲間ができますが、その他にもミートアップなどの英語関連イベントや、英語サークル、ネットのコミュニティなど、出会える場所はたくさんあります。情報交換を通して学習方法の選択肢が広がりますし、英語力を活かしたキャリアアップやチェンジの縁に繋がることも。

わたしもモチベーションが下がり気味な時期がありますが、SNS上の友人の投稿を見て頑張ろうと思ったことが何度もあります。

 

ネイティブの友だちを作ろう

外国人のパートナーを作ることが上達の近道だとよく言われますが、そうは言っても早々そんな相手は簡単に見つかりませんし、シングルの人に限られた方法になってしまいます。

しかし、友だちは別!ランゲージエクスチェンジパーティーやアプリには、日本語を学びたい外国人が沢山いるので、気の合う友だちを見つけることもできます。

最低限の情報を伝え合うことは中学英語でできますが、仲良くなれば深い話もしたくなるもの。言いたいことが言えなくて悔しい思いをすることもたくさんあります。その気持ちが、自然と英語学習に向かわせてくれます

 

試験を受けよう

自分の成長を自分で感じるのって、案外難しくないですか?特に言語の場合はどうしたって母国語よりレベルが落ちるので、いつまでも「全然喋れるようにならない」という気持ちが続きます。

そこで、英語関連の試験を受けて、客観的な評価を確認することをオススメします。

日本国内だけのものから、世界共通の試験まで色々ありますが、どれでも構いません。教材と検定料の安さで言えば、4技能測定できる英検がコスパが1番良いと思います。どうせならキャリアップに繋げたいということであれば、日本では断然TOEICがおススメです。留学・移住を目指すならもちろんTOEFLやIELTSですが、教材も検定料も高いので、モチベーション維持のために受けるにはコスパが悪いと思います。

また、試験を受けることで、面倒な作業になりがちなボキャビルにも気合がはいりますし、自分の苦手分野も避けてばかりではいられなくなるので、総合的な英語力アップにも繋がります。

 

楽しくないことはやめてしまおう

研究によると、本人が楽しんでいるかどうかで、学習内容の習得率に大きな差が出るそうです。極端に言えば、つまらない勉強をしているのは時間のムダです。

もちろん苦手なことを避けていては、総合的な英語力向上にはつながりませんが、好きではないことも、少しでも楽しく取り組めるやり方を探すことが大切です。世の中で絶賛されている勉強法やテキストも、楽しくないと思うのであれば効果が薄くなってしまいます。

幸い英語学習者にとっては有り余るほどの学習ツールがあります。ほとんどお金をかけずに習得することだって可能な時代です。自分が納得するものを探してみてください。

ただ、一度これは合わないと思ったものが、後に良く思えることもたくさんあります。それはきっとタイミングが合わなかっただけだと思うのです。

例えば海外ドラマや洋画で学習する方法。わたしも「ドラマや映画ならどれだけだって見ていられるし楽しそう!」と食いつきましたが、ビギナーには当然ハードルが高すぎです。知らない単語だらけなのでなかなか話が進まず、一本を見るのに時間がかかりますし、テンポよく見られないと面白いはずのストーリーも全く面白く感じません。日本語訳付きのスクリプトを買って頑張ったりしましたが、楽しそうだからやるという趣旨からは外れてしまったので、その後は日本語字幕で見て分かる英単語を拾うというくらいの感じで普通にドラマを楽しんでいました。

ところが最近になっていきなり英語字幕のみで見るようにしてみたら、以前より断然分かる!もちろんところどころ分からない単語があって止めたり、早すぎてついていけずに巻き戻したりしますが、ストーリーを楽しむことを阻害するほどではありません。また、調べる単語のほとんどが英検1級レベルの語彙なので、1級向けの単語力を身に付けたら海外ドラマがもっと楽しめるようになる!と、ますます学習に気合が入りました。

好きこそものの上手なれ。せっかく時間を使って勉強するなら、楽しく、効率よく学習しましょう。

 

おまけ : 俳優さんの英語を刺激にしよう

わたしは英語学習がただの趣味なので、たびたび「こんなに頑張らなくてもいいかなぁ」と思う時期が訪れます。そんな時はYouTubeで『俳優 英語』を検索し、日本人の俳優さんたちの英語のインタビューを見ています。自分が舞台俳優をしているからというのもありますが、自分より遥かに忙しく活躍している方たちが、英語を身に付けて堂々と使っている姿を見ると、ダラダラしている場合じゃないなと、背筋が伸びます。

皆さんも自分を鼓舞してくれる存在を見つけてみてください。

 

 

かなり長くなってしまいましたが、モチベーションの上がり下がりは誰にでもあるものです。下がってしまった時に完全に学習から離れてしまわないよう、モチベーションの高いうちから維持できる手段を用意しておきましょう。

 

ここに書いたことが少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

 

わたしの今のモチベーション維持はこれ。アメリカのドラマ、メンタリストです。

たくさん見てきた海外ドラマの中でも1番好きな作品で、日本語字幕で全シリーズ一気に見たのですが、今度はちゃんと英語のセリフを味わいたいと、国内版より安いUK版のコンプリートBOXを買って少しずつ英語字幕で鑑賞しています。この作品の世界にどっぷり浸かって楽しめるようになりたい、そのために英語字幕なしでも観られる英語力が欲しい、というのが英語学習の原動力になっています。海外版のDVDは安いので、お得ですしね。

 

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There is no royal road to learning.:学問に王道なし