『魔法のリスニング』でルールを学べば英語のリスニングはぐっと楽になる!

こんにちは。

今日はネイティブの英語を聞き取るコツのお話です。原稿を読みながらネイティブの音声を聞いていても、「え?本当にこんなこと言った?!」と思うことってありませんか?慣れるしかないと言われてもなかなか難しいのがリスニング。

今日はリスニング力をアップするコツがつまった教材をご紹介します。

魔法のリスニング

リスニングって難しい!

いざ英語を実践で使おうとすると、リスニングって難しくありませんか?

リーディングは自分のペースで進められますし、ライティングもスピーキングも自分のレベルで言えることを繋ぎ合わせれば、何とか伝わります。

しかし、リスニングは待ってはくれません。繰り返してもらう、ゆっくり話してもらう、簡単な単語を使ってもらうなど、相手の協力なしでは成立しません。

個人的に、仕事や飲みの場などの大人同士の会話でいつもそれを求め続けるのは申し訳なく思ってしまいます。相手がネイティブスピーカーであれば尚更、相手にとってストレスになってしまうではないかと気になって仕方がないのです。

自分が逆の立場の時は何とも思わないので、気にしすぎだとは分かっているんですけどね…。

わたしの場合、英会話を始めた頃は主に初心者向けの教材を使っていた為、くっきりはっきりゆっくり発音してくれる英語にしか触れておらず、ネイティブの普通の会話がさっぱり聞き取れないことを日々嘆いておりました。すると、英語学習の大先輩である友人がとある本をプレゼントしてくれました。その本が、リサ・ヴォートさんの『魔法のリスニング』です。

ナチュラルな英語を聞き取るコツが詰まった『魔法のリスニング』

日本人が聞き取りづらい、でも英語でよく使われる120個のフレーズに、それぞれ短い例文5つが載っており、各章末にはまとめの会話文が掲載されています。もちろんCD付き!CDの音声は、ゆっくりとナチュラルの2種類で録音されており、特に早い方に関しては「え?今本当にこれ言った?」の連続です。

コンパクトな本ですが、オーバーラッピングやシャドーイング、ディクテーションなどと使い倒せば、かなりのボリューム感だと思います。

魔法のリスニング (J新書)

魔法のリスニング (J新書)

 

1冊目が気に入ったので、続編も購入してトレーニングしました。

もっと魔法のリスニング (J新書)

もっと魔法のリスニング (J新書)

 

わたしはこれらをオーバーラッピングに使っていましたが、それだけでも充分効果が出て、ネイティブの会話やドラマのセリフが聞き取れるようになっていきました。

まとめの会話文はCDの収録音声が早いので、速度を変更できるアプリを使って少しずつ耳も口も慣らしていくといいと思います。

わたしはAudipoというアプリを使っています。

そもそもなぜ聞き取れないのか

ネイティブの英語は、リエゾン/リンキング(連結)やリダクション(欠落)が頻繁に起きています。ひとつひとつの単語をいちいち丁寧に発音するのは面倒くさいでしょうしね。滑らかに、楽に話すために、必然的にそうなっているのです。

日本語でも、高校生を”こうこうせい”ではなく”こーこーせー”と発音していますし、万国共通で起こる現象なんじゃないかと思います。

しかし日本の学校教育ではそれは教えられません。個々の単語の発音は勉強しますが、繋がった時に実際にどう発音されているのかを知らないまま社会に出るので、いざネイティブの方と話した時に、言っているはずのことと聞こえることが違う!となってしまうのです。

現実社会において、単語ひとつひとつが丁寧に切り離して発音されることはまずありません。しかも、俳優さんやナレーターさん、アナウンサーさんのように滑舌の良い方ばかりではありません。(わたしも俳優の職業病みたいなもので、日常生活でも滑舌が良いねと言われます。)一般の方々はもっと曖昧に発音しています。誰もが聞き取りやすいようにクリアに発音するには、それなりの口や舌のトレーニングが必要なのです。

一般人が日常生活でどのように発音しているかを知ることが、リスニング力向上のカギになります。

リスニングは諦めが肝心

もちろん時間をかけてたくさん英語を聞いていけば、だんだんリンキングやリダクションの法則が見えていきますし、聞き取れるようにもなっていきます。しかし、我々はそんなに暇ではありません!文法について書いた記事と同様、出来るだけ早く結果を出したいのであれば、先にルールを知っておいた方が圧倒的に効率が良いです。

そしてなりより、リスニングは諦めが肝心です。

英語学習を始めた頃は、聞き取れないフレーズがあると「え?そんなこと言った?自分の耳が悪いから聞こえないの??大人になってから語学を身に付けようなんて無理だったんだ…。」と落ち込むことも。

しかし、それは当たり前なんです。そもそも発音していないんですから。言っていないことを聞き取ろうとしていた努力は全てムダだったのです。そんなことにようやく気付けたのがこの本に出会ってからでした。

中には実際に、言っているのに聞こえない音も存在します。言語の習得にはクリティカルエイジというものが存在すると言われていて、特に音を聞き取る能力に関しては6歳までとも言われています。(この臨界期の有無と年齢については様々な学説があるようですので、参考程度でお願いします。)

とすれば、おそらく本当に言っているけど聞き分けられていない音があるはずで、それは今さらどう足掻いたってどうにもなりません。だったら、ありのままを受け入れることです。聞こえないものは頑張ったって聞こえない。でもわたしに聞こえるこの音がこのフレーズだということを身体で覚えていけばいいのです。この諦めがついたのも、この本をやり始めてからでした。

『魔法のリスニング』の効果

上記でも述べたように、この2冊の本は、わたしのリスニング力を上げてくれただけでなく、考え方も変えてくれました。英語の音の変化を知ること、それをそのまま覚えてしまうことで、リスニング力は格段に上がります

わたしは英語学習を始めて半年経った頃にこの2冊に出会いました。すると、今までごちゃごちゃっとしか聞こえなかった音が、このごちゃごちゃっとした音のまま理解できるようになったのです。別にひとつひとつの単語が聞き取れなくたって、意味が分かれば問題ありません。お陰で、簡単な会話であれば、会話のスピードが上がってもついていけるようになりました

ただし個人的には難点がひとつ。それは聞こえる音がカタカナで書いてあることです。紙媒体である以上仕方がないことではありますが、このカタカナを見てしまうと、先入観を持ってフレーズを聞いてしまいがちです。もしこの教材を使って勉強されるのであれば、耳に集中して各フレーズを練習されることをお勧めします。

皆さんも「魔法のリスニング」をぜひ体験してみてください!

 

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