崖っぷち舞台役者が婚活を始めたら英語がペラペラになりました

30代半ばの婚活難民が英語学習に流れ着き、TOEIC955点、英検準1級を取得。次なる目標は英検1級。留学なしでどこまでいけるか挑戦中。

スパルタ式英会話スクールには苦労を求める人が集まっている!?No pain, no gain.

こんにちは。

 

英語学習法の流行がさまざまあるように、英会話スクールにも流行りのシステムがありますよね。安価なスカイプレッスンが流行った反動からか、高額な短期集中型が一気に増え、最近はコーチング型のスクールの宣伝をよく見かけるようになりました。何にせよ、週一回の英会話レッスンだけでは英語力は伸びないという事実に、世の学習者が気付いたということだと思います。また、趣味としての英語から実践で使える英語へと、需要がシフトしてきたのかもしれません。

 

そんな中、短期集中型英会話スクールに関する記事を見かけました。(2017年に書かれた記事のようです)

総額50万"ライザップ英語"は買いなのか | プレジデントオンラインpresident.jp

わたしはこの手のスクールに通ったことがないのですが、個人的にちょっと気になる内容が含まれていたので、今日はこの記事から、英語学習について考えてみたいと思います。

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短期集中型英会話スクールとは

スクールによって違いはありますが、面談で個々の目標設定をし、最適なレッスンプランを決定。マンツーマンレッスンとオンラインレッスンの組み合わせによるトレーニングと、大量の宿題による自宅学習など、短期間で確実に必要な英語力を伸ばすよう、コーチングとティーチングを行うというのが定番のようです。

 

費用はどのくらいかかるのか

リンクの記事でも取り上げているような有名どころは、3ヶ月のコースで入会金を含め50万円というのが相場のようです。この手の短期集中型スクールがメインターゲットとしている30代の平均年収が手取りで約290万円であることを考えると、給料2ヶ月分です。

かなり高額な印象なのですが、短期集中型が増えたということは、それだけ需要があるということでしょう。一生もののスキルになるのであれば、高くはないのかもしれません。しかし、記事内の受講者の感想を見てみると、やはり平均年収以上の方ばかりですね。

 

どんな人が利用しているのか

冒頭に貼ったプレジデントオンラインの記事で一番びっくりしたのはここです。数ヶ月のハードなトレーニングを選ぶということは、止むに止まれぬ事情のある方が受けているんだと思っていました。「海外赴任や出張が決まった」「昇進の条件に英語力が必須」「就職・転職活動の為にスキルを身につけたい」など。

ところが、短期決戦型を選んだ理由最多は、「自己鍛錬」。複数回答可のアンケートなので、上記の理由の方たちが第2の理由として挙げた結果、一番多くなってしまったという可能性はあります。それにしても、スパルタ式そのものを求めて選択した人が半数を越えるということには驚きました。

 

追い込まれたい大人たち

そもそも自己鍛錬とは何なのでしょうか。鍛錬の意味を広辞苑で調べてみました。

修養・訓練を積んで心身をきたえたり技能をみがいたりすること。

とあります。

つまり、ただのスキルアップではなく、己の心身をも鍛える、それが自己鍛錬なわけです。

スパルタ式レッスンの厳しさに耐え、努力を続け、英語力を鍛え上げる。それを求める気持ちの裏には、ついついサボったり逃げたりしてしまう弱い自分を追い込んで欲しいという思いがあるのではないでしょうか。

そもそも日本人は詰め込み教育で育っています。学校で詰め込まれ、学習塾(cram school)で文字通り詰め込まれて勉強しているのです。しかし、社会人になったら、誰も詰め込んでくれませんスキルを磨きたければ、自分で努力するしかないのです。

一般の英会話スクールは、生徒が話しやすくなる空気作りをしていることもあって、褒めて伸ばす方法が中心です。褒められて伸びるタイプの人には向いていますし、長い目で見ればこちらの方が成長に繋がると思います。しかし、追い込まれることがないので、いくらでも自分を甘やかせます

また、自分で目標を決め、学習計画を立てるということに慣れていない人には、英会話レッスンを有効活用することが難しいです。

その結果、英会話スクールに通い続けているのに伸び悩んでしまうのではないでしょうか。

 

学習者は皆迷える子羊だ

今の時代、ネットを開けば英語学習に関する情報は溢れていますし、書店の語学コーナーには圧倒されるほどの種類のテキストがあります。無料で利用できる語学学習サイトやフリーのアプリもたくさんあります。自分でゴールを定め、適切な学習法を見極め、必要な教材を選び取る。それができるのであれば、昔の英語学習者に比べてとても恵まれていると思います。

しかしどんなに手段が増えようとも、独学力が身についていなくては何から手を付けていいか分からず、結局何もないのと同じです。前述の通り、詰込み教育に慣れてしまった私たちにとっては自分で選ぶことが難しいんですよね。英語上達完全マップが爆発的に売れたのにも頷けます。  

英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法

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 誰かに正しく上達する道に導いてもらえたら、そんなに楽な方法はないですからね。 

 

筋トレと英語の共通点

英語の勉強を始めた頃から、英語のトレーニングと筋トレは似ていると思っていました。継続しないと効果が出ませんし、その効果を実感するには少し時間がかかります。なりたい姿をイメージし、足りないところを強化していく。少しキツイくらいの強度のものを、じっくりと。仕上がれば周りの人に褒められることもあるけど、その過程はとても地味です。ジムにパーソナルトレーナーがいるように、語でもパーソナルトレーナーが有効かもしれないと思っていました。

だから、RIZAP ENGLISHの登場には驚かないどころか、「あぁ、やっぱり来たか」という思いすらありました。

 

お金を払えば本当に自分を追い込めるのか

これが恐ろしい事実なんですけど、記事の中のアンケート結果では1/3の人が脱落しているのです。50万円払ったのに!!(返金制度があるのかもしれません)

一般の英会話スクールの定着率のデータが見つからなかったので比較はできませんが、高いお金を払えば必ずしも退路を断てる訳ではないようです。

さらに、満足度の調査。どのスクールも満足度が比較的高いので、必死にトレーニングすれば効果は出るのだと思います。

気になるのは値ごろ感ですね。満足度と値ごろ感が一致しているスクールもありますが、レッスンには満足していても、レッスン料は高いと感じている方が多いようです。契約前は50万円払ってでも手に入れたいと思っていたTOEICのスコアや英会話力。いざ手に入れてみると「あれ、こんなもんか」となってしまうのではないでしょうか。どんなにトレーナー が一緒に頑張ってくれると言ったって、最終的に努力するのは自分ですしね。

 

リバウンドはないのか

コース終了後のアフターケアがついているスクールもあるようですが、基本は3ヶ月の短期集中コースが終わったら終了です。また英語学習の大平原に放り出されるのです。

語学学習は継続することが必要です。使わないものは必要のない情報として脳が破棄してしまいますから。どこに向かうのか、それとも立ち止まるのか、はたまた引き返してしまうのか。コースを修了した後は結局、自分で考え、決めていかなくてはなりません。

これができないと、結局せっかく身に付いた英語力も0に、とまでは言いませんが、確実に落ちてしまうと思います。

 

自立した学習者になるために

以上のことを踏まえると、短期集中型レッスンを受けるにしろ、他のスクールや完全独学で頑張るにしろ、自立した学習者であることが英語力上達には一番だと思います。自分で分析し、考え、選択し、自分を律することのできる学習者。「それができたら苦労しないよ」と言われてしまいそうですが、まずは「自立しよう」と思うことが英語力を確実に伸ばす大きな第一歩だと思うのです。この自立を助けてもらえるのであれば、短期集中型のコースも有意義なものになると思います。

 

この点において、わたしの友人がやっている語学独学講座はとても有益だと思います。

sonotasan.com

ビジネスとして成り立たたせるのが難しい類の講座だと思うので(受講者からお金を取り続ける為には、甘えた学習者にしておくのが一番ですからね)、よくこんなの始めたなぁとも思いますが、元高校英語教師として日本の英語教育を見てきた彼だからこそ、信念を持って始めた講座だと思います。無料体験レッスンもあるようなので、興味のある方は覗いてみてください♪

 

 

最後はすっかり宣伝のようになってしまいましたが、本日は最近の英会話スクールの流行から、英語力を効果的に伸ばすための”自立”について考えてみました。

 

この投稿が皆さんの英語学習の参考になれば幸いです。

 

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No pain, no gain. :苦労なくして得られるものはない