崖っぷち舞台役者が婚活を始めたら英語がペラペラになりました

30代半ばの婚活難民が英語学習に流れ着き、TOEIC955点、英検準1級を取得。次なる目標は英検1級。留学なしでどこまでいけるか挑戦中。

autumnとfallの違いを調べたら長い歴史があった。Different strokes for different folks.

こんにちは。

 

今週のお題「紅葉」。紅葉は英語でautum/fall leaves, autumn/fall colour, autumn/fall foliageなど、様々な表現がありますよね。

では、秋を表す2つの単語autumnとfallの違いは何でしょうか。autumnがイギリス英語fallがアメリカ英語だということはご存知の方も多いと思いますが、改めて調べてみたら長い歴史と意外な事実があったのでご紹介します。

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使用した辞典

今回使用したのはこちらのオンライン辞典です。

Dictionary by Merriam-Webster: America's most-trusted online dictionarywww.merriam-webster.com

ウェブスター辞典とは、19世紀初頭にノア・ウェブスターが初めて編纂した、歴史のあるアメリカ英語の辞典です。

ウェブスターからは様々な辞典が出版されていますが、語源で覚えるタイプのこちらの本は英語学習上級者に人気ですよね。

Merriam-Webster's Vocabulary Builder

Merriam-Webster's Vocabulary Builder

 

中でも今回ご紹介するのはこの記事です。

 

Is It 'Autumn' or 'Fall'? | Merriam-Websterwww.merriam-webster.com

 

autumnの語源はラテン語!

autumnとfall、先に生まれたのはautumnで、秋を表すラテン語autumnusからきたそうです。このラテン語自体の語源は不明なようですね。

使われ始めたのが1300年代ということですから、700年の歴史のある単語です。

 

autumnの前はharvestが使われていた!

autumnという言葉が使われる前は、harvestと呼ばれていたそうです。収穫と収穫の時期、どちらの意味にも使われていたんですね。しかしこれだと紛らわしいので、autumnという言葉が大当たりしました。

 

fallという言葉はイギリスの詩人から生まれた!

季節の移ろいを愛でる気持ちは、四季のある国であれば万国共通。詩人たちが”the fall of the leaves”という表現を使い始めました。それが短縮されautumnの300年後1600年代にfallが秋を示す単語として定着したようです。ということは、fallはイギリス生まれの言葉。アメリカ英語はアメリカ生まれと思い込んでいたわたしには驚きの事実です。

その後、イギリスによる植民地支配とともに、英語も広まっていきます。インターネットなどのない時代、英語を話す人同士、国をまたいだ交流はほとんどなく、イギリス英語とアメリカ英語の間に違いが生まれ、アメリカの独立とともにアメリカ英語もアイデンティティを確立しました。

 

fallが正式に認められるまでに100年もかかった!

autumnもfallもイギリスで生まれ、アメリカに渡りましたが、秋という意味でのfallが辞書に載ったのは1755年。アメリカの独立の前年ですね。1600年代に生まれて100年以上の間、正式な表現とは認められていなかったそうです。

 

なぜアメリカでfallが一般化したのかは謎!

なぜfallという言葉がアメリカで栄えたのかは分からないようです。fallの方がautumnより簡単だからか、"the fall of the leaves”という詩的な感覚を好んだのか…。いずれにせよ1800年代中盤にはアメリカ英語として認められていました

 

イギリスでもfallが使われる場合がある!

autumnが使われるイギリス及びイギリス英語圏でも、”spring and fall”など、いくつかのフレーズの中ではfallが使われるようです。

 

 

以上、意外と深いautumnとfallの違いでした。言葉には歴史と文化が表れるので面白いですね。

 

この投稿が皆さんの英語学習の参考になれば嬉しいです。

 

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Different strokes for different folks.:人が違うとやり方も違う