【英検1級一次試験リーディング対策1】語彙問題で満点を狙うための学習方法

こんにちは。

今回は英検1級で最難関とされる語彙問題の攻略法をご紹介します。

先日ご報告した通り、私、2019年度第2回の英検1級に無事合格しました! 

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英検1級を受けようと思い立ったのは、準1級に受かってから1年ほど経過した2018年の秋頃。結局しっかり英検対策に費やしたのは、一次試験までひと月半、二次試験までひと月の合計2ヶ月半でしたが、英単語だけはダラダラしていた期間を含め、1年間学習していました。

というのも、ご存知のことと思いますが、英検1級合格には高い語彙力が必要なんです!単語だけは早めに対策を始めた方がいいと、試験の1年前に単語帳を買い求め、いくつかの参考書やアプリを並行して覚えていきました。

そのおかげで、本番当日では語彙問題を含むリーディングパートで満点を取ることができました!!

そこで今日は、英検1級攻略に欠かせない、語彙問題を制覇するための方法をご紹介したいと思います。

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英検1級合格に必要な語彙数

豊富なボキャブラリーが必要だと言われる英検1級。実際にどのくらいの語彙数が必要かと言うと、一般的に10,000〜15,000と言われています。かなりの幅がありますよね。

というのも、英検一次試験の結果は、リーディング、リスニング、ライティングのスコアの合算で決まります。2019年現在、足切りの点数(各分野必要最低スコア)などはありません。

そのため、合格の仕方は人それぞれ。バランス良く点を取って合格する方もいれば、得意なパートで勝負をかける方もいます。

リスニングとライティングが得意な方であれば、10,000語でも合格可能だと思います。体感的に、バランス良く点数を取りたいなら12,000語、語彙問題(リーディングパートの大問1)で満点を狙いたいなら15,000語といったところでしょうか。

わたしの場合、一次試験の直後に、語彙数を測ってくれるサイトでテストしたところ、以下のように、15,700というになりました。なので、上の数字は妥当なところかと思います。

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かなり詰め込んだので、今は忘れてしまった単語も多いと思います…。

もちろん15,000語を覚えても、知らない単語は出てきます。しかし、語彙問題なら消去法が使えますし、長文ならある程度意味が推測できるレベルですので、ほとんど問題ありません。

英検準1級が約8,000語レベルと言われていますので、準1級合格後、最低でも2,000語、余裕を持たせるなら倍近く覚えなくてはならないことになります。そのため、英検1級の最初にして最大の壁は語彙力とも言えます。

ただし、ネイティブの語彙数は、10歳で10,000語、17歳で20,000語と言われていますから、英検1級に受かったからと言って、ネイティブの大人(20,000語〜30,000語)には到底追いつけません。

英語学習には終わりがないということを思い知らされますね…。

英検1級合格にボキャビルが欠かせない理由

最低10,000語とは言え、確実に英検1級合格を狙うには、12,000語レベル以上を目指した方がいいと思います。その理由は以下の3つです。

語彙問題の比重が高い

2019年現在の英検のシステムは、素点(正答数)をCSEスコアに換算して、合否判定が行われます。このCSEスコアは、試験ごとの問題の難易度などによって変化するようですが、同一回の一つのパート内(リーディング、リスニング、ライティング)で同じ素点であれば、CSEスコアは同じになります。つまり、一問当たりの比重が同じということです。

そして、語彙問題はリーディングパートのうちの25/41を占めています。つまり、リーディングのCSEスコアの半分以上が大問1の語彙問題で決まるんです!

英検が"単語ゲー"と言われる理由がこれですね。

このバランスの是非はさておき、英単語・熟語をマスターすることが、英検合格のカギとなることは間違いありません。

長文読解にも必須

高い語彙力が問われるのは、実は語彙問題だけではありません。大問2,3の長文にも、英検1級レベルの単語はゴロゴロ出てきます

準1級までの英検を受けられたことのある方は、「長文は一つ下の級の語彙レベル」なんて言われているのを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。わたしも最初はそう思っていたので、大問1はそこそこの点数を目指して、長文で稼ぐつもりでした。

しかし、前述のように、準1級〜1級の間に覚えなくてはならないボキャブラリーは、およそ4,000語あります。その差があまりにも大きいため、英検1級レベルでも下の方(10,000語レベルくらい)の単語は、長文の中にも当たり前のように出てきます

その上、長文のテーマはよりアカデミックになっていて、一文も長いため難解です。分からない単語に引っかかっていると、なかなか先に進めません。

逆に、英検は紛らわしい選択肢が少ないので、拾い読みでもある程度正解できることが多いです。

つまり、英単熟語をマスターすることで、リーディングパート全体の攻略がかなり楽になるんです!

リスニング対策にも必要

英検1級のリスニングは、特別難しいものではありません。スピードもリアルなものよりゆっくりですし、発音も丁寧です。

ただ、Part2のパッセージとPart4のインタビューに関しては、読まれる内容の難易度が高めで、ここにも語彙レベルの高い単熟語が登場します

ライティングやスピーキングでも有利

ライティングやスピーキングのパートにも、もちろん語彙力は役立ちます。というのも、ライティングには語彙、スピーキングにはGrammar and vocabularyという評価項目があるからです。

ただし、1級といえど、どちらもそんなに難しい表現を使う必要はありません。2級〜準1級レベルの語彙で十分合格は狙えます。

しかし、英検のライティングやスピーキングは、英語の能力だけでなく、幅広いジャンルの知識・教養が問われます。自分の苦手分野がトピックになってしまった場合を考えると、語彙でもある程度得点しておいた方が安心です。

使用した教材

さて、以上の理由から、単熟語は早めに手を付けた方が賢明だと判断したわたしは、「英検1級を目指してみようかな。」とぼんやりと思い始めた時から約1年の間、語彙力アップに費やしました。英検準1級取得後、特に英単語を覚えるようなことはしていなかったため、当時の私は、英検1級の過去問を見ても分かる単語がほとんどありませんでした。

そこからありとあらゆる教材を使ってボキャビルし、語彙問題満点まで辿り着きました。一次試験前のひと月の間に過去問を6回分解きましたが、22/25以上の正答率で安定していましたし、満点だった回もあったので、運は良かったものの、全くのまぐれで全問正解した訳ではありません。

それでは、実際に使用した教材をご紹介します。

単語帳

まずは基本の単語帳から。単語帳で英単語を覚えるのが苦手な方も多いと思いますが、4,000以上の英単語・熟語を覚えるには、やっぱり単語帳が一番効率が良いと思います。

英単語・熟語は、実際に使われている文脈で覚えるのが一番です。しかし、一般的な単語帳にも短時間で沢山の英単語に出会うことができるというメリットがあるため、英単語+例文タイプと、文脈で覚えるタイプを併用しました。

出る順で最短合格!英検1級 単熟語EX

英検1級に挑戦しようと思って一番最初に買ったのが、このジャパンタイムズの英検1級用単語帳です。

その売りは、単語・熟語2,634語+専門用語447語で、2,800語を超えるという大ボリューム!英検用英単語帳の定番である旺文社のパス単が2,400語ですから、400以上多いことになります。

どちらにしようか悩みましたが、大は小を兼ねるということで、こちらを選びました。

どちらも同じような構成なので、迷った場合はデザインなどの好みで選んでも大丈夫だと思います。

この単語帳は、CDを聞きながら眺めるという方法で、1年かけて18周しました。ノートに書いたり、声に出したりすることも特にありません。とにかく聞いていくだけ。ひとつずつをしっかり覚えていく作業が苦手なので、回数で勝負しました。

また、本に書き込みするのが好きではないので、紛らわしい単語は付箋に書いて貼り付けしていました。

最初の一周で、覚えていない単語に付箋を貼っていったのですが、あまりの付箋の多さに、本の厚みが2倍以上に。めちゃくちゃ肩が凝りました。なにしろ、知らないものだらけだったので、2,500くらいは貼ったと思います。

実物を見た友人にはかなり驚かれました。

一度貼ってしまえば、あとは剥がしていくだけ。付箋が半分になったかどうか…という段階で受験の申し込みをし、そこから一気に詰め込みました。

本番当日も、試験開始ギリギリまで付箋の残っている単語を確認し続け、最終的に下の写真まで付箋の数が減っていました。逆に言えば、あやふやな単語がこれだけ残っていても、満点は狙えます

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我ながらよく頑張ったと思います…。

出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX

出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX

 
キクタン英検1級

上のジャパンタイムズのものはオーソドックスな単語帳なので、音声を聞いていても楽しくありません。じっくり腰を据えて勉強する時向けです。

隙間の時間も漏れなく英単語学習に充てたいと考えた私は、準1級の時にお世話になったキクタンの1級版も導入することにしました。

パス単や単熟語EXに比べて、収録語数が少なく、これだけで高得点を目指すには心許ないキクタンですが、サブ教材としてはかなり強い味方です。

キクタンの音声は例文を挟まず、英単語→日本語訳→英単語→英単語と、一度に3回英単語・熟語を聞ける仕様になっています。また、チャンツと呼ばれる音楽に乗せられているのも特徴的です。

このキクタンの音声を、1.5倍速で1週間分ずつを1つのトラックになるように編集して10のトラックに分け、朝の準備中など耳が暇なときに、隙あらばランダム再生をしていました。

補助教材の位置付けだったので、結局一度も本を開いていません…。

隙間時間が有効に使えたのはもちろんありがたかったのですが、上のジャパンタイムズのものと別の日本語訳が採用されている英単語もあり、勉強になることも多かったです。というのも、英単語は沢山の意味を持つものが多く、語彙問題の中では、単語帳と別の意味で使われている場合があります。そのため、一つの意味だけ知っていても解けないことがあるのです。

参考書を読み込まないタイプの私には、とってもありがたかったです。

CD-ROM付 改訂版 キクタン英検1級

CD-ROM付 改訂版 キクタン英検1級

 
英検1級 文で覚える単熟語

こちらは英検参考書の定番、旺文社の文で覚える単熟語、いわゆる文単です。

リーディングの長文パートや、リスニングのPart2過去問の一部も掲載されており、テスト本番の形式に即した英文から単語を学べます。

パス単や単熟語EXに比べて収録語は少ないですが、文脈から単語を学べる上に、その後のリーディングやリスニング対策にもなるので、一石二鳥です。さらに、単熟語EXに収録されていない単語や熟語も出てきます。(パス単とも被らない単熟語があるようです)

その本は5周程音読し、巻末にある同義語を選択する問題を3回解きました。

CD付 英検1級 文で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)

CD付 英検1級 文で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)

 
速読速聴・英単語 Advanced 

こちらは、英語の勉強を始めた頃から愛用している、Z会の速読速・英単語シリーズのAdvancedです。こちらも文脈から英単語・熟語を覚えるタイプの本です。

Dailyから始めて、TOEIC版を含む計6冊を終え、ついにAdvancedにたどり着いたと思うと感慨深いものがあります。

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このシリーズの特徴は、英語と一緒に教養を高められるということ。収録されている単語・熟語としては1,100と、これだけで英検1級対策にするには足りないのですが、リーディングパートの大問3などの長文を読むトレーニングをしつつ、背景知識を学び、英単語も覚えるという意味では、とても力になってくれる本だと思います。

英検対策に本腰を入れる前に、ひと通り黙読→リスニング→音読で1周しました。

速読速聴・英単語 Advanced 1100 ver.4

速読速聴・英単語 Advanced 1100 ver.4

 

アプリ

先に述べた通り、英検準1級〜1級までにおよそ4,000語必要なのですが、英検対策の単語帳の収録語数はせいぜい3,000弱。いくつか併用しているのでもっとあるはずですが、重複も多いので不安がありました。

しかも、単語帳だけでは"覚えたつもり"になっていないかどうかを確かめる術がありません。とはいえ、既に4冊の単語帳を使っているので、これに語彙問題対策の問題集を買い足すのはちょっと…。

そこで、一次試験のひと月半前からは、アプリを使って出会う単語を増やし、定着率を上げる作戦を開始しました。

マジタン

英単語アプリと言えばmikanが有名だと思いますが、わたしが使っていたのはマジタンです。

英会話に通い始めた頃に買ってちょこちょこ使っていたのですが、しばらく放置したままになっていました。

今回改めて使ってみて気付いたのですが、収録語数は13,015全部制覇すれば英検1級レベルです!

収録されている語彙の範囲が、英検で狙われる分野と重ならない部分もあり、このアプリだけで試験対策が完璧になることはありませんが、補強教材としては心強い味方です。

熟語が含まれないのが難点ですね…。

また、上で挙げた単語帳には載っていない訳語が使われている単語が多々あり、お陰で多義語を無理なく覚えられました。お陰で、英検の大問1って、たまに「え?この単語にこんな意味があったの?」ってことが起こるんですが、マジタンを併用するようになってから、それがなくなりました。

このアプリは、朝早く目が覚めた時、昼休憩、寝る前、ドライヤーで髪を乾かす間など、ちょっとした隙間時間にひたすらやり続け、試験数日前に完全制覇しました!

最後の英単語学習!マジタン

最後の英単語学習!マジタン

  • appArray Inc.
  • 教育
  • ¥610

apps.apple.com

play.google.com

Weblio 

こちらは言わずと知れた辞書サイト、Weblio。英語学習に使えるサービスも色々ありますが、中でも語彙力診断は、各種テストやレベルに合わせて設定されているので、トレーニング&レベルチェックに使えます。

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出題は恐らくランダムなはずですが、同じものが度々出てきてしまいますし、既知の単語を外せないので、このアプリを学習の中心に据えるのは難しいです。しかし、合格安全圏を連発できるまで頑張ることで、英単語が記憶に刻まれていきました。

uwl.weblio.jp

問題集

本格的に試験対策を始めてからは、実践的な問題でもトレーニングしました。

英検1級 集中ゼミ

全般的に英検1級の試験形式に慣れるように導入したのが、この英検1級集中ゼミです。試験の申し込みをした時に買ったので、本番まであとひと月半という時。色んな対策問題集がありますが、一次試験の対策がトータルでできること、30日で完成させられる分量がちょうど良いことから、これに決めました。

結果的に2日分ずつのペースで進めて全体を2周、語彙パートだけは4回解きました。この本1冊で、109個分の問題を解くことができます。大問1の短文の形式に慣れたことで、問題を解くスピードも上がりました。

正解以外の選択肢の単語も覚えたため、問題を解く時間よりも、復習している時間の方が圧倒的に長かったです。

【CD付】DAILY30日間 英検1級集中ゼミ 新試験対応版 (旺文社英検書)

【CD付】DAILY30日間 英検1級集中ゼミ 新試験対応版 (旺文社英検書)

 
過去問

英語検定協会のサイトには、過去3回分の一次試験の問題と解答が掲載されています。1年前からダウンロードしていたので、6回分を無料で手に入れることができました。

これを一次試験までひと月半、毎週末1回分すつ解いていきました。さらに語彙パートに関しては、試験1週間前からもう1度、1日1回分ずつ解いたので、計2回解いたことになります。こちらも、正答以外の単語も全て意味を確認していました。

サイトには解答しかないので、選択肢にある単語・熟語の意味は、自分で調べるしかありません。結構大変な作業でしたが、その分だけ記憶への定着率も高かったと思います。www.eiken.or.jp

英単語・熟語を覚えるコツ

英単語・熟語を覚える作業って大変ですよね。残念ながら、誰もが魔法のようにスルスルと覚えられる方法はありません。わたしも暗記が得意な訳ではないので、地道に努力するしかありませんでした

そんな中でも、比較的苦痛なく覚えられる"コツ"は存在します。

出会いの回数を増やす

まずはこれ。1度で覚えられないなら、回数で勝負です。

わたしは単熟語EXを18周しました。その1回1回は、覚えようという意識は持ちつつも、気楽に音源を聞き、単語を眺めていただけです。キクタンも、基本的に何か別のことをしながら聞いていました。他にもアプリや別のタイプの単語帳、実践的な問題などを併用することで、単語・熟語に出会う回数を増やしていました。

1回にかける集中度は低くとも、これだけ繰り返せばだんだんと頭に入ってきます

もっと集中してやれば早く覚えられたかもしれませんが、恐らく性格的に嫌になっていたと思うので、この方法で良かったと思います。

出会いの種類を増やす

ただ同じものを繰り返して出会いの回数を増やすよりも、出会いの種類も増やした方が圧倒的に吸収しやすいです。

単語&例文の単語帳でざっくり英単語と意味を覚え、例文形式の単語帳で実際にその単語が使われてる場面に触れ、アプリや問題集で確認する。この流れで学習することで定着率がぐっと上がりました

一つの参考書を読み込まなくても多義語が覚えられたこともラッキーでした。

浅く→深く

いきなり単語の意味をしっかり覚えようとすると疲れませんか?わたしは無理です…。

ですので、単語の意味は、浅く→深く覚えていきました。

まず最初のうちは、その単語がポジティブかネガティブか、そのぐらいのイメージをざっくり掴みます。次に、どんな時に使われる単語なのかを例文などで確認。仕上げに、訳語を頭に入れていきます。

言葉をイメージでとらえることができるので、いきなり訳語を覚えるよりも応用が利きやすく、別のシチュエーションで使われていてもすっと頭に入ってくるようになります。

さらに、英検の語彙問題は紛らわしい選択肢がほとんどないので、単語に対してポジティブ/ネガティブのイメージを持っているだけでも、正解に近づけることがあるんです!

試験当日への準備

さて、これだけしっかり対策すれば、語彙問題の正答数が20を切ることはないと思います。むしろ合格だけを目指すなら、やりすぎなくらいです。もちろん知らない単語も試験に出てきますが、消去法も使えば正解にたどり着けます

しかし、最後の最後まで気を抜かないでください。火事場の馬鹿力はとてつもない威力を発揮します。試験直前まで英単語は覚えられます。覚えた分だけ、気持ちにゆとりを持って試験に取り組めるのです。

かといって、あまりにたくさんの課題を当日に持ち込むのも、心理的に良くありません。「まだこんなに覚えていない単語がたくさんある…」と、不安ばかりが募ってしまいますからね。

というわけで、試験当日に確認する参考書は、事前に絞り込んでおきましょう。あれもこれもと欲張ると目移りします。さらに、確認する単語も付箋などで絞り込んでおいてください。あとは、試験監督者から指示があるまで、ひたすら確認を繰り返してください。

わたしはこれで、本番当日の朝から試験開始までの間に100個以上の英単語を頭に詰め込みました。

教室に入ってからも鬼の形相でページをめくり付箋をはがしていく姿は、周りの受験者の皆さんの目には異様に映ったかもしれません…。

ただし、「あれなんだったっけ?」と思った時に確認できなかったというのもストレスになりますので、確認する予定のない参考書も一応いくつか持っておいたほうが安心だと思います。

まとめ

とっても長くなりましたが、以上が私が英検1級初受験のリーディングパートで満点を取るまでの学習法です。

語彙問題が簡単に制覇できる方法を求めていた方はがっかりされたかもしれませんが、これが現実です。英検1級は日本の英語試験の中では最難関のテストですから、簡単に乗り越えられる壁ではありません。

しかし、地道な努力は実を結びます。帰国子女でもなければ、海外に住んだこともないわたしが達成できたんですから、自分に合った方法で十分に対策を行えば、満点を狙うことは誰にでも可能です!

また、「英検1級の語彙問題は難しすぎて役に立たない」とも言われていますが、ネイティブ向けの本やニュースにはバンバン出てきます。一部は児童書にも出てくることがあるくらいです。覚えて損することは全くありません

英検1級の勉強は本当に苦しいと思います。今勉強中の皆さん、諦めないでください。応援しています!!

その他のパートの英検1級対策法は、こちらをご覧ください。 

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