TOEIC L&R 955、英検一級ホルダーの試験当日持ち物リスト【試験会場に向かう前にチェック!】

こんにちは。

何度受けても慣れないのが、試験当日の緊張感。英検やTOEICなんて、誰に強制された訳ではなく、自分で受けようと決めたものなのに、試験に向かう道中の気分は『ドナドナ』です。受験の申し込みをした数ヶ月前の自分を恨み、門の手前で引き返そうと思うほどです。

さて今日は、そんな緊張を出来るだけ取り払い、万全の状態で試験に向かうための持ち物リストを公開します。

英語学習開始から1年でTOEIC L&R 855、2年で英検準一級、3年でTOEIC L&R 955、4年で一級を取得してきましたし、学生時代は塾に一切通わず国立大学に現役合格したので、受験のプロ(のようなもの)からのアドバイスとして、参考にしていただけたら嬉しいです。

英検準1級証明書とTOEIC成績表

試験当日必携のアイテム

受験票

絶対に忘れてはいけないのがこちら。受験票です。

TOEICも英検も、受験票には写真の添付が必要ですので、受験票が届いたら必ず中身を確認して、事前に準備しておきましょう。

会場の確認も抜かりなく。試験会場は毎回変わりますし、英検であれば一次試験と二次試験でも試験会場は異なります

当日になって慌てないよう、事前にしっかり準備した上で、試験当日も忘れず持って出てください。

身分証明書

試験当日は本人確認できるものが必要です。有効な証明書は試験によって異なる可能性があるので、必ず受験票で確認しましょう。思い込みは禁物です。

スマートフォン

試験当日も何かと必要になるのがスマホです。

ナビとして

試験会場が最寄駅から遠い場合など、道に迷う可能性があります。「会場が分からなくて間に合わない!」なんてことがないよう、事前に調べた上で、当日もいざという時にルート検索できるようにしておきましょう。

音楽プレーヤーとして

英語の試験当日は、朝から英語の耳に切り替えておきましょう。スマホに使用していた教材の音源を準備し、試験当日は1.2倍〜1.5倍速で聞いてください。すると、本番の音声がゆっくりに聞こえるようになります。

新しい素材を聞くのは避けた方がいいです。というのも、意味が分からなかったり、知らない単語が出てきた時に、不安になるからです。使い込んだ教材や、単語集など、聞き慣れたものを使用してください。

ナビとして使いたい時に困らないよう、バッテリー切れにはご注意を。

検索用として

試験当日はあらゆることが気になってしまうもの。「あの単語の意味はなんだっけ?」「これは英語でなんて言うんだっけ?」等々、気になり出したら止まりません。それが解決しないまま試験に臨むのは精神衛生上良くないので、サクッと調べてスッキリしておきましょう

財布

忘れて出る方はあまりいないと思いますが、念のため。試験会場には駐車場はありませんし、公共交通機関での移動が推奨されています。財布を取りに帰ったら遅刻…とならないように、確認しておきましょう。

また、身分証明書を財布の中に入れている方も多いと思います。「会場まで誰かに送ってもらうから財布はいらない…と思ったら、証明書がなかった!」ということにならないように、ご注意ください。

腕時計

こちらも試験の必需品。時計のない会場も多いので、必ず持参してください。特にTOEICは時間との戦いなので、分単位で残り時間が確認できるものを選びましょう。ちゃんと動いていることも確認してくださいね。

デジタル時計はOKですが、スマートウォッチなどの多機能時計は禁止されています。事前に試験の要項を確認してください。個人的には、デジタル時計よりアナログの方が、残り時間が感覚的に分かるので便利だと思います。

腕時計は机の端の見やすいところに置きましょう。いちいち腕を上げて時間を確認する時間も勿体ないです。

そして、できれば時計は2つ持って行くことをお勧めします。大学入試の時、腕時計が試験中に止まってしまい、時間が確認できずに焦ったことがありました。事前に動作確認していても、何が起こるか分かりません。1つは机の上に置いて、予備は腕に巻いておくのが安心です。

時間の確認しやすい試験用の時計をお探しなら、こちらがおススメです。文字盤が大きく、シンプルなので、残り時間が分かりやすいです。しかも安いので、試験だけのために買っても損はありません!

筆記用具

こちらも必須の持ち物、鉛筆またはシャープペンシルと、消しゴムです。受験票に記入漏れがあった時のための為に、ボールペンも用意しておきましょう。落とした時や壊れたり芯が折れてしまった時の予備として、最低2つずつ用意しましょう。鉛筆やシャーペンは、使い慣れた握り心地の良いものが良いです。マークシートの読み取りの為に、芯の濃さが指定されているので、受験票で確認してください。

マークシートのテストには、鉛筆または下記のようなマークシート用シャープペンシルが塗りやすいのでおススメです。特に時間に余裕のないTOEICでは、マークシートを塗りつぶす時間の短縮も、少しでもスコアを伸ばすための秘訣となります。

コクヨ シャープペン マークシート 最適セット 1.3mm PS-SMP101D

コクヨ シャープペン マークシート 最適セット 1.3mm PS-SMP101D

 

ただし、芯が太くてライティングには不向きなので、英検など文章も書かなくてはならない試験は、普通のシャーペンまたは鉛筆も忘れずに持ってください。

健康な身体

これは試験前から気を付けておいてください。直前の追い込みも大切ですが、コンディションを整えることの方がもっと大事です。

英検準一級の一次試験を受けた際、前日に頑張りすぎたからか、試験当日目が覚めたらひどい腰痛になっており、息をするのも辛い状態でした。なんとか合格したものの、試験前に解いたどの過去問よりも点数がかなり低くなってしまいました。緊張もあったからだとは思いますが、前日に詰め込んで伸びるスコアよりも、体調不良で下がるスコアの方が大きいです

勉強する時は集中して、寝る時はしっかり寝る。メリハリを付けた学習で、頭も体も万全のコンディションに仕上げましょう。

単語帳

試験ギリギリまで確認に使える教材としては、単語帳が1番だと思います。さっと確認できますし、スコアアップに繋がる可能性が高いです。

試験前の限られた時間で復習する為には、学習する段階から、単語帳にひと工夫しておくことをお勧めします。それは覚えていない単語に付箋を貼っておくことです。

単語帳を使う際は、1つずつしっかり覚えていくより、数十個ずつ薄く、繰り返し覚える方が、定着率が高いと言われています。そこで、単語帳の1周目は、知らない単語・まだ覚えられていない単語に付箋を貼り、2周目以降は、覚えた単語の付箋を剥がしていきます

学習の成果が目に見えますし、付箋を剥がすのはとても気分が良いです。

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試験当日は、付箋のついたページだけを復習すればいいので、短い時間で効率よく確認ができます。この「自分の苦手なところはちゃんと復習したから大丈夫」という安心感が、緊張をほぐしてくれるのでおススメです。

問題集・参考書

使い込んだ問題集や参考書は、試験本番に自信を与えてくれます。また、不安な部分の再確認にも必須です。単語帳と同様、当日に確認したいところは付箋などで印をつけておくと使いやすいです。

ただし、あれもこれも持ち込むと、確認できなかったところが逆に不安を煽りますので、必要最低限のものを携帯しましょう。「これだけやったから大丈夫」と思える、愛着のある一冊を選ぶのが1番です。

リスニングもリーディングもスピーキングもライティングもまとめて学べる単語帳、『速読速聴・英単語シリーズ』が、わたしの当日持ち込む学習アイテムの定番です。英検準一級の一次試験はCoreを、二次試験にはOpinionを、TOEICにはSTANDARDやGLOBALを持っていきました

速読速聴・英単語 Core1900 ver.5

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イヤホン

スマートフォンのところでも書きましたが、英語の試験当日は、頭を英語モードに切り替える必要があります。その為には、学習に使ってきた英語音声を、1.2倍〜1.5倍くらいの速いスピードで聞き続けてください

もちろん試験に向かう道中や試験会場でスピーカーにして聞くわけにはいきませんから、イヤホンは必需品です。

体温調節できる服

快適と思える気温は、個々で異なります。会場の室温が自分にとってベストであるとは限りません。寒いと身体が固まりますし、暑いとボーッとしてしまいます

そこで、体温調節できるような重ね着で行くことをおすすめします。12月にTOEICを受けた時は、ヒートテック+貼るカイロ+薄手のニット+カーディガンという出で立ちで臨みました。(もちろん道中はコートとマフラー、手袋も着用)わたしが受験した会場は思いの外暑く、カーディガンが必要なかったばかりか、カイロも不要でした。冬だからと厚手のニットで行っていたら、調節できずに困っていたと思います。

室温を確認して調整するためには、時間の余裕も必要になりますので、受付開始前には会場に着くように出発しましょう

飲み物

試験会場に自販機があるとは限りません。自宅から持っていくか、途中で買うなどして持ち込んでください。

眠気を防ぐ為にコーヒーを飲みたくなるかもしれません。しかし、試験中にトイレに行きたくなることを防ぐためにも、利尿作用のあるカフェインを含む飲み物は禁物です。甘い飲み物も頻尿の原因になるそうです。水かノンカフェインの麦茶、黒豆茶、杜仲茶、ルイボスティーなどがベストです。

お腹の弱い方は、温めたものを持って行きましょう。温かい飲み物にはリラックス効果もありますから、緊張をほぐすのにもぴったりです。逆に真夏は冷やした飲み物で頭をシャキッとさせるのもいいですね。

会場の部屋の中は飲食禁止の可能性がありますので、指示に従って、許可されたエリアで飲んでください。

また、緊張するとどうしてもトイレが近くなるものです。「試験中に行きたくなるかも…」という不安を抱えずに済むように、飲み過ぎにはくれぐれもお気を付けください。試験の準備が始まる10分前の、トイレに行けるギリギリの時間に行っておくと、後々試験に集中できます。

小腹満たし

試験前に満腹になると、試験中に眠たくなってしまうので危険です。かといって、空腹な状態でも、頭が働きませんし、イライラしてしまいます。試験に集中できるよう、腹八分目で臨んでください。

逆に、緊張でご飯が喉を通らないという場合もあるかもしれません。

何にせよ、会場についてから小腹が空いた…と感じる可能性がありますので、食べられるものを持っておきましょう。ナッツ類は脳に必要なブドウ糖を補給しつつ、血糖値の急激な上昇と低下も防げるので、集中力を高める間食としておススメです。リラックス、ストレス解消効果のあるチョコレートもいいですね。

飲み物と同じく会場内では飲食禁止の可能性がありますので、許可されたところで摂取してください。

ハンカチ

緊張して手に汗をかきやすい方は必携です。手が滑ってペンが握りづらいと、ナーバスになっていることを自覚してしまい、ますます緊張感が高まってしまいます。汗はしっかり拭きとって、しっかりとペンを握れるようにしておきましょう。

また、試験会場が高校の場合、ハンドドライヤ―がない可能性も高いです。エチケット的にもハンカチは持っておいた方が良いです。

メガネ

こちらは、目の悪い方限定です。

視力の良い方、メガネがないと生活ができないほど視力の弱い方は大丈夫かと思いますが、私のように中途半端に目の悪い人は危険です。テレビを見たり、パソコンを使ったり、運転をしたりと、しっかり見えないと困る時だけのメガネユーザー。そういう方は、ついうっかり忘れてしまう可能性があります。

最悪、手元の問題や解答用紙は見えるので問題ありません。目が疲れてストレスになるのでもちろん、あるに越したことはありませんが。

しかし、試験会場の黒板やホワイトボードには、試験に関する情報が掲示されたり、書かれたりしています。大事なことは口頭でも説明がありますし、近寄って確認すればいいのですが、見えないことは間違いなくストレスになります。不安にもなります。

また、TOEICは基本的に2時間ですが、リスニング問題終了時間からきっかり75分にするため終了時間が1分単位で変わります。この数分でスコアが変わるのがTOEICです。試験中に「あれ?何分までだっけ??」となってしまった時の為にも、メガネはお忘れなく。

必要に応じて用意したいもの

カイロ

寒い時期の受験にはあった方が良いです。貼るカイロは体温調節に使えますし、冷え性の方は、貼らないカイロで手先を温めておきましょう。手先が冷えると文字が書きづらくなってしまうので。

身体を温めることで、過度な緊張もほぐせます。力が入っているなぁと思ったら、貼らないカイロで首や肩を温めると、余分な力が抜けて、程よい緊張感で試験に挑めますよ。

目薬

試験前の追い込みで、目を酷使していた人は要注意。試験中に目がショボショボしてしまったり、疲れ目で頭がボーっとしてしまう可能性があります。目薬で、目にも水分と栄養を与えておきましょう。

のど飴

緊張すると喉が渇きやすくなります。また、乾燥する時期の試験は、せき込みやすくなりますよね。

しかし、試験中にせき込むのは、自分が集中できないだけでなく、周りの受験者にも迷惑を掛けてしまうことになります。特にリスニング試験は、身じろぎするのも憚られるほど、会場全体が音に集中しています。そんな時に「咳が出るかも…」なんて心配は取り除きたいもの。

不安な方は、喉のイガイガ解消の為、のど飴を用意しておきましょう。但し、飴も飲食物に入る場合がありますので、指示に従ってください。

試験中がどうしても不安な方には、司会業の先輩から教えてもらった奥の手があります。それは『のど飴を奥歯に仕込む』という荒業です。のど飴を舐めるのではなく、奥歯で噛み砕いて歯の凹みに飴を詰めておくのです。すると、少しずつ飴が溶け出し、唾液が分泌されるので、喉のいがらっぽさが緩和されます。虫歯の観点ではおススメできませんが、不安な方はお試しあれ。(但し長時間は持ちませんので、ちょっとでも不安を解消したいという場合のみ有効です。)

お守り

 困った時の神頼み。もちろん本物の御守りである必要はありません。個人的なジンクスとか、家族や大切な人からもらった物とか、どんなものでも構いません。「これがあれるから大丈夫」と思えるアイテムを持っておくと、緊張が和らぎます。

私はネイティブの友人からもらったピアスをして試験に臨みました。もちろん、答えを耳元でささやいてくれる訳ではありませんが、何となく助けてくれるんじゃないかという期待を込めて。こういうのは信じることが大事です。そういえば、いつも勝負パンツで舞台に上がるという先輩俳優さんもいましたね。

 

以上、 万全な状態で試験に向かう為の持ち物リストでした。

TOEICや英検に向けた勉強法に関する情報は、こちらの記事を参照ください。 

www.inspire-english.net

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