映画『ted』でスラングと法律用語を一気に学ぼう【面白いだけじゃない!】

こんにちは。

学習教材を使って英語を学んでいると、なかなか出会わないのがスラング。使えなくても困らないし、わざわざ覚えなくてもいいと言われることもありますが、ネイティブの友だちができると、会話に普通に出てきて戸惑うことが多々あります。また、万が一汚い言葉を投げかけられた時に、それが侮辱なのか冗談なのか、その辺りは分かっていたほうが良いと思うんですよね、自衛の為にも。意味が分からずヘラヘラ笑っているのが1番良くないので。

そこで今日はスラングに楽しく触れられて、しかも法律用語まで勉強できちゃう映画『ted』をご紹介します。

何度も見ていたらテッドに愛着が湧いてきたので、羊毛で作ってみました。おっさん感が出なかったのが残念です。

羊毛フェルトのテッド

映画『ted/テッド』とは

『ted』は、邦題『テッド』で2012年に公開された、アメリカのローファンタジー・コメディ映画です。Fワードを始めとするスラング、ドラッグや売春などの過激な描写が満載のブラックコメディなので、日本ではR15+指定付き。

基本は動いて喋る中年テディベアと、大人になりきれない中年オヤジの友情物語です。ものすごくくだらないんですけど、何度見てもラストには感動してしまう、不思議な映画です。

一作目のヒットを受け、2作目が2015年に公開されました。

名優モーガン・フリーマンが参加する豪華な続編です。

スラングを学ぶ:ted

まずは最初のtedからご紹介します。

いじめられっ子だったボストン育ちのジョン・ベネットは、生涯の親友が欲しいと祈ります。すると、クリスマスプレゼントのテディベア、テッドに命が宿り…というところまでは普通のファンタジーですが、問題はこのテッド、成長とともに酒と女とクスリ漬けのロクでもないオッサンテディになってしまうのです。さらには、ジョンと恋人の関係が進展するのを阻むようになります。大人になりきれず、親友と彼女の間でどっちつかずの状態のジョン。彼女に見捨てられそうになり、テッドと離た生活を送ろうとするのだが、ある日事件が起こり…というお話です。

英語学習的にはこの最初のtedは、ひたすら気楽に下品な英語を浴びる映画です。一部、ジョンやその彼女と上司の会話、テッドのバイトの面接などのシーンはありますが、これでビジネス用語が学べるというレベルではありません。しかし、仲のいい友だち同士、お酒を飲みながら交わすくだけた会話で普通に出てくるような表現がたくさんあるので、知っておくと役に立つと思います。 

ネイティブ同士の会話のノリについて行けずに愛想笑いをした経験のある方におススメです。

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法律用語を学ぶ:ted2 

こちらは続編のted2です。

前作でようやく前に進んだジョンだけど、残念ながら離婚。一方テッドは、1でできた彼女とめでたくゴールイン!幸せいっぱいのテッドは、奥さんとの子どもを望み、養子を迎えようとするのだが、それがきっかけで、テディベアであるテッドに人権を与えるべきかどうかという論争が巻き起こり…というストーリーです。

1と同様、スラングが飛び交うおバカなコメディは健在。ミラ・クニスの降板は寂しいけれど、アマンダ・セイフライドもいい味出しています。

英語学習的には、この2が断然おススメです。それは、法廷のシーンや、法律の話をしているシーンがたくさんあるから!会話はカジュアルだけど、ビギナーから中級にステップアップするために覚えた方がいい単語が、続々と出てきます。

英検2級くらいを目指す方が、単語帳で覚えるのは飽きた!という時にピッタリです。

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おバカで笑えて、しかもちょっと感動してしまうted。スラングと法律用語を学べる一石二鳥な映画としてオススメです!

 

Today's proverb

Faith will move mountains.:信念は山をも動かす