こんにちは。
前回の投稿でご報告した通り、2019年10月に英検1級を受験してきました。準1級合格からちょうど2年。長い道のりでした。
試験翌日に自己採点はしていたものの、ライティングの得点が分からないのでそわそわしたまま2週間を過ごし、ようやく結果発表となりました。
今日は、英検1級一次試験初挑戦の結果報告と、今後の目標を発表したいと思います!
一次試験結果
早速ですが、2019年度 第2回 実用英語技能検定一次試験の結果を、順番にご報告します。
リーディング
分野別
大問1(短文の語句空所補充) 25/25
大問2(長文の語句空所補充) 6/6
大問3(長文の内容一致選択) 10/10
合計
正答数 41/41(100%)
スコア 850/850
リスニング
分野別
Part 1 (会話の内容一致選択) 9/10
Part 2 (文の内容一致選択) 10/10
Part 3 (Real-Life 形式の内容一致) 4/5
Part 4 (インタビューの内容一致) 2/2
合計
正答数 25/27(93%)
スコア 763/850
ライティング
分野別
内容 7/8
構成 6/8
語彙 6/8
文法 6/8
合計
合計 25/32(78%)
スコア 725/850
総合
得点
合計 91/100
CSEスコア
一次スコア合計 2338/2550(合格基準 2028)
英検バンド
英検バンド G1+12
というわけで一次試験は一発合格を達成しました!!本当に嬉しいです。
Twitterでも報告したら、たくさんの方にいいねやコメントなどをいただき、本当に感謝しています。
英検1級の一次試験合格しました🌸ライティングの弱さを露呈しましたが、何とか余裕の合格!これは二次試験も頑張るしかない!! pic.twitter.com/kpXa63fRVE
— Azusa Kawamura🇯🇵✈︎🇦🇺 英語学習9年目/シドニー3年目🕊 (@chibitaro0612) 2019年10月21日
初受験の感想
緊張の初受験。英検1級といえば日本の英語試験の最高峰。英語学習を始めた4年前には、ここまで来られるとは夢にも思いませんでした。
何しろネイティブでも100%分かるわけではないと言われる語彙。アカデミックな内容のリーディングとリスニング。教養と発信力を試されるライティング。対策している間は本当に苦しくて、申し込んだことを後悔したこともありました。
あまりに不安なので、石橋を叩きまくって渡った結果、英検バンドG1+12という結果に繋がったんだと思います。
試験が近づくことが本当に憂鬱で、教室に入ってからも周りの受験者を眺めては「賢そうな人ばかり…」と落ち込んでいました。過去問を6回分と、模擬テスト1回分を、全て通しで解いていましたが、本番は練習と比べ物にならないくらいくたくたになりました。リスニングの時には意識が遠のきそうになったほど。どんな試験も体力と精神力が大切ですね。
実は、申し込みをした1ヶ月半前には、単語帳の半分も頭に入っておらず、このままでは記念受験になってしまうと、必死に頑張りました。
対策本を買うのはあまり好きではないのですが、やれることは全部やろうということで、これを使いました。
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下の写真は単語学習を始めた1年前と、試験当日の単語帳。知らない単語に付箋を貼ってみたら9割以上の単語に貼るハメになり、2000枚以上の付箋で、単語帳が2倍くらいの厚みになっていました。
めちゃくちゃ肩が凝りました…。
そこから10ヶ月くらいかけてだらだらと半分くらい覚えて、残りの2ヶ月弱で一気に詰め込んだ結果、語彙パートで満点を取ることができました!
因みに、ひとつの教材をやり込むのが苦手なので、単語帳は3つも買い込んで、色んなパターンで使いました。
文単とキクタン は古本で安く手に入れました!
さらに、Weblioの語彙力診断や、マジタンなどのアプリも使い、隙間時間はもれなく単語学習をする日々でした。語彙力診断は英検1級で合格安全圏になるまで、マジタンは収録されている13,015語をほぼ全部覚えきるまで使っていました。
色んな単語帳やアプリを併用すると、別の訳語が紹介されていたりするので、細かく読み込まなくてもひとつの単語に対して複数の意味を自然と覚えられます。お金はかかりますが、単語を覚えるのが苦手な方にはオススメです。
長文も、過去問を解いた時に手応えがイマイチだったので、ひと月かけて強化しました。その結果、最初に過去問を解いた時に比べて、自信を持って答えを選べるようになりました。
リスニングは過去問を解くことで、問題の先読みや聞き逃してはいけないポイントなどが身に付いたと思います。
問題はライティングですね。準1級の時にライティングが足を引っ張り、ギリギリの合格となったので、今回は自分なりに対策したつもりでした。
過去問や問題集に加え、ジャパンタイムズの『英作文問題完全制覇』も使って、毎日1本ずつ、40本くらいのエッセイを書いたのですが、結果的に25/32。準1級の受験者平均レベルから、合格者平均レベルにまではアップできましたが、残念ながら誇れるスコアではありません。
英語学習を始めてからこれまで、ライティングをサボり続けてきたツケが溜まっているのを実感しています。ライティングは今後の課題ですね。
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わたしの成績はアレですが、この本自体は本当に良書だと思います。
ほぼ同じテーマが試験に出ましたしね。
二次試験に向けて
結果的に一次試験は高得点でパスすることができましたが、問題は二次試験です。2分間のスピーチはハードルが高い!しかもライティングがあまり良くないので、ますます不安です。
しかも、実は2年前の準1級のスピーキングテストでCSEスコア604(GP+4)をいただいておりまして、1級の合格基準をかろうじて上回るスコアを取ることができたんです。つまり、今回不合格なら英会話力が落ちたということ。ギリギリ合格なら成長していないと言えるんですよね。
もちろん課題の難易度がかなり違うので一概には言えませんが、2年間の進歩を証明し、有終の美を飾るには、あと2週間ちょっと、必死に頑張るしかありません。
社会問題に対する知識や表現力に自信がないので、ライティングの時にも使った『英作文問題完全制覇』に加え、英検1級二次試験の定番『英検1級 面接大特訓』、『英語で経済・政治・社会を討論する技術と表現』を買い足してインプットしつつ、アウトプットの練習を始めていきます。
英語で経済・政治・社会を討論する技術と表現(CD BOOK)
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準1級はあまり対策本を買わないようにしていましたが、今回はお金も時間もかなりかけていますね…。
学習法などは、また改めて詳しくご紹介したいと思っています。まずは二次試験のスピーキングに向けて頑張ります!!
*2019/11/20追記
二次試験も無事通過し、晴れて英検1級合格となりました。応援ありがとうございました!
Today's proverb
Better late than never.:何事も手遅れということはない